川島町の八幡団地先の越辺川には毎年、白鳥が飛来するそうです。昨年から餌付けを中止し、自然のままの姿を見られるようにしたとのことです。
そのためか、または時間が悪かったのか白鳥の姿は見られませんでした。
その代わりおもしろいものが見られました。鯉の集団が浅瀬に集まっています。産卵のためなのか、他の理由があるのかわかりませんが、大きな鯉が十数匹集まっていました。
たくさんの大きな鯉が集まっているのはわかるのですが、背びれしか見えませんので、もっとよく見ようと近づきました。すると、バシャバシャという大きな水しぶきと共に鯉は深みに行ってしまいました。
鯉たちはここで何をしていたのでしょうか。
白鳥は見られませんでしたが、水鳥たちがたくさんいました。
オオバンの群れがいました。餌付けされていたときの名残なのか、この群れは人が近づくと、人に依ってきます。人を恐れないようです。でも、陸に上がってくることはなく、水面でこちらの様子を見ているようです。
越辺川の本流から別れたところにはたくさんのカモたちが群れていました。コガモ、マガモ、オナガガモ、カイツブリなどが確認されました。鳴き声が賑やかです。
岸の周りの藪の中には、いろいろな小鳥たちが潜んでいます。近づくとさっと飛び去るので、なかなかその姿を見ることができません。確認できたのはスズメ、シジュウカラ、アオジ、ホオジロなどでしたが、写真に撮ることはできませんでいた。
諦めて帰ろうとしたとき、駐車場の傍らにツグミが降りてきました。チョコチョコと歩いて、胸を張って辺りを見ています。その動きがなかなかかわいいです
川島町の白鳥飛来地

平成22年3月上旬

時間が合わなかったのか、白鳥はいませんでした。